勤務先用に書いたものの転載です。
どうでもいいけど善光寺御開帳ってゴールデンウィーク明けの方が混むんですね。
今年は公式の USTREAM 中継があったんで、はじめて知りました。
というわけで恒例の善光寺御開帳勝手に協賛シリーズ、お参りのついでにハックできるIngressポータルのご紹介、引き続きまいりましょう。
まずは Unemenosuke Fujiwara と名付けられたポータル。要は本堂の裏手にずらっと並んでいる御献燈のひとつのようです。むじな地蔵のむじなくんにまつわる燈籠もこの中にあるらしいということですね。なぜこの名前のヤツがポータル登録されたのか、なにかいわれがあるのかはちょっとワタクシにはわからないのですが。とりあえずお写真はこれらの燈籠を適当に春先に撮った見栄えの良さそうなヤツにさせていただきました。
昨年11月におきた長野県神城断層地震によって倒壊したとニュースで紹介されていたのがこのあたりの燈籠です。そのときのお写真はこちら。
もちろん御開帳までにはほぼ完全復旧はされておりました。
また、お寺といえば除夜の鐘とかでつかれる「鐘」がつきものですが (ダジャレじゃないよ)、善光寺の鐘がこちらのポータル「鐘楼」です。
実はこの鐘楼も同地震の際に被害をうけまして、この台から下におろして修理をしていました。御開帳に間に合ってよかったです。
こ の燈籠と鐘楼のポータルは、信濃美術館などがある善光寺の東側に続く城山公園のポータル地帯との中継点になっておりまして、Ingress エージェントからみると結構な要所であります。しかも問題の地震の前の月まで Darsana という Ingress イベントの対象エリアに指定されておりました。
当時は今ほど Ingress が流行っていたわけではなかったのと、まだまだナガノくんだりではポータルも少なかったので、全国からエージェントが大挙していらっしゃっていたわけではなかったのが幸いした、と申しましょうか。
地震発生は夜だったので、夜中に Ingress エージェントがうっかり倒れた燈籠の下敷きになったなんてことになっていたら、先日のドローン落下事件並にちょっとした騒動になっていたかもしれません。おケガされた方がなくて本当に良かったです。
この地震の神城断層は以前書きましたとおり、白馬村および小谷村あたりを通っておりまして、いわいるフォッサマグナを構成する糸魚川静岡構造線という日本列島を縦断する巨大断層の一部といわれています。
もちろん善光寺ともども現在は観光に影響はありませんけどね。
長野県は山が多いので地震もさぞ多かろうと思わる向きも多いと思いますが、実は東京に比べてとりたてて多いということではなかったりします。その昔松代群発地震というのがあって、そのイメージなんだと思いますが。
というわけで、全般的に「Ingressあんまり関係ないじゃんよ」という話題が多い本シリーズでしたが、今回はIngressネタとさせていただきました。
といいますか、エージェントのみなさんポータルの奪い合いに必死すぎますよ!もちろんそういうゲームなんですけど。
旅 先はもちろん地元でも、ポータルとして登録されたものが「あれ、これって実はなんだったんだろう?」と興味を持たれて調べてみると、実はおもしろいエピ ソードがくっついていたりすることが多いと思うわけでして。それこそ旅の醍醐味ですし、あらためて自分の住んでいるところを見直すきっかけとしても大変お もしろいのではないでしょうか。
せっかくですので、そんなお話しを楽しむきっかけになればということで、善光寺境内のポータルをご紹介させていただいた次第でございます。
実は私が特にエピソードを知らないポータルについてはご紹介しておりませんし、ポータルにはなっていないけどよくみるとなんだかおもしろい、それにまつわるエピソードもおもしろいというスポットが善光寺にはまだまだあります。
それらのご紹介はまたの機会がございましたらということで失礼をさせていただきます。
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