勤務先用に書いたものの転載です。
大型連休最終日でございました。みなさまお休みはいかがでしたでしょうか?善光寺御開帳もちろんおこしいただきましたよね?いえいえまだでも大丈夫。御開帳は5月31日まで引き続き行われております。連休遊びたりなかった方はぜひまた善光寺へ。
さて、お参りのついでにハックできるIngressポータルのご紹介、いよいよ本堂まで行ってみましょう。
連休中はこのあたりから仲見世のあたりまで大行列ができておりました。善光寺参道最後のチェックポイント「善光寺山門」がポータルになっております。ここをくぐるといよいよ本堂となるわけです。
さてここで「善光寺」という看板がかかっておりますが、この文字にご注目。
前々回書きましたとおり、このあたりには鳩ぽっぽがたくさんおります。御開帳期間はあまりの人の多さにびっくりしてどこかへ行っちゃってるかもしれませんがね。
で、この「善光寺」という文字の中に鳩が5羽、隠れているのがおわかりになりますでしょうか?
これは「鳩字の額」といいまして、京都石清水八幡宮、鎌倉鶴岡八幡宮、東京市ヶ谷亀ケ岡八幡宮などの額で「八」の字が2羽の鳩の絵になっている例が有名ですが、八幡宮以外で、しかも5羽もいるのはなかなかめずらしいものでございます。
また、この「善」の文字全体で「牛にひかれて善光寺」というわけで、牛の顔に見えるというハナシもございますな。
このシリーズの最初にご紹介しました「善光寺 入り口」ポータルのところの交差点の信号にかかっている標識も見てみましょう。
はい、こちらの方がわかりやすいですよね。「善」の上のちょんちょんに2羽、「光」の上のちょんちょんに2羽、「寺」の下の跳ねる点に1羽、合計5羽の鳩が隠れています。
と いうわけで、いちいち細かい遊びが仕掛けてあるのでした。え?そんなことなら行列に並ぶ前に教えてくれれば良かったのに?いやいや申し訳ありません。冒頭 で申しましたとおり、5月いっぱい御開帳はやっておりますので、見落とされた方は是非もう1度ご覧においでになられてはいかがでしょうや。
さてさて、この山門をくぐりますといよいよ御本堂と、御開帳名物「回向柱」が見えてまいります。
といったところで今回はここまで。
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