勤務先用に書いたものの転載です。
御開帳開催中の善光寺さんへのお参りのついでにハックできるIngressポータルのご紹介第3回でございます。
前回のむじな地蔵さんからさらに坂の上のほうに目をやりますと、仁王門が善光寺にお参りに来た善男善女をお出迎えしております。
この仁王門、現在のものは大正七年 (1918年) に再建されたものだそうで、中にはもちろん仁王さん、金剛力士の像がいらっしゃいます。
こちらがレフトウィングの阿形 (あぎょう) さん
そしてこちらがライトウイングの吽形 (うんぎょう) さん。
おふたりあわせてお約束の阿吽の呼吸でございますな。
え? なんですか?金網が邪魔でよく見えない?そーなんですよ。ワタクシが物心ついた頃にはもうこうしっかりと金網が張り巡らされてまして、写真を撮ろうと思う と結構残念な感じです。まあまじめにピントをマニュアルで合わせればもうちょっとなんとかなるのかもしれませんが、正直めんどくさい。よくよく覗きこんで みるとかなり迫力のある仁王コンビなのですが。
解説看板によりますと、その背後には三宝荒神や三面大黒天と いった荒ぶる神々の像もおわすそうなんですけども、ちょっとよくわからないというのが正直なところだったりします。ちなみにその三宝荒神像と三面大黒天像 はレプリカだそうでして、数年前、後でご紹介予定の日本忠霊殿にあります善光寺資料館に原型が展示されてたのを拝見したことがあります。なんとも禍々しく もちょーカッコイイものでありました。さすがにそちらは撮影禁止なんですけども、たぶん今でも展示されていると思いますので、お時間のある方は一見の価値 アリです。
で、もちろんここも Ingress のポータルなんですけど、スマホでこの仁王さんたちの写真を撮るともちろんもっと残念な感じになるわけでして、ではどのような写真がポータル登録されているかというと、こんな感じの写真です (再現)。
な るほど!カメラを極端に近づけたことで、オートフォーカスで金網にピントがあってしまうのを回避して、全体像は諦めて足だけ写したことで、この像の写実的 な筋肉質さと巨大感が見事にあらわされておりますね。アイディアの勝利! ATTACK ON TITAN!!<違います
というわけで、お参りにいらしてお写真を撮られる際には、ポータルキーの写真を参考にアングルを真似してみる、というのもひとつの手かもしれませんね。
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