ウチでテレビをみるのは現在県外在住の次男と奥様である。ワシと長男はほとんどテレビをみないし、むしろメシどきに見もしないテレビがついているとうるさくて仕方のないタチだったりする。
とわいえ、オヤジはアニメを見る習慣はついてしまっているので、Amazon プライムビデオとか Netflix とかを第3世代 AppleTV でみる。
次男がウチにいた頃はいつまーでも我が研究室 (なぜか他のひとはリビングという) でテレビみてて、夜9時台のドラマとか熱心にみていたので、なんとなくワシもテレビがうるさいとほかのことができないのでしかたなく一緒にみていたりしたものだが、うーん、はやく終わらないかなと思っていたのが正直なところ。
じゃあこのオッサンはイイトシこいてアニメはみるけど実写ドラマはみない、偏った趣味のオッサンなのかと我ながら思わぬところもないではないのだけれど、Amazon プライムで配信している米ドラマの「シリコンバレー」と Netflix 実写ドラマ版 (実写映画版ではない)「僕だけがいない街」はたいへんおもしろかった。あと、以前に Hulu でみた (今は配信してない?) 岩井俊二「なぞの転校生」もおもしろいなーと思っていた。
別に、2次元じゃないとダメなキモいオッサンではない。と思う。
では、それらのドラマと地上波テレビでやってるドラマとの違いはなんだろう。と考えてみた。
なんのことはない、1話30分だ、ということである。
そういえば、地上波テレビの放送でなくてオンデマンドなネット配信だとしても、これから1時間のドラマをみるとすると、うーんどうしようかなーと思ってやめてしまうことが多い。1時間集中してテレビみてる気力がちょっとないかもなーと。トシのせいなのかしら。
でも、30分のドラマなりアニメだと、気がつくと4本5本ぶっ続けでみてたりする。ありゃ、こんなに時間あったら長編映画1本みれたじゃん!と後で思ったりする。
テレビでやってる実写ドラマってなんで多くが1話1時間なんだろう。30分でも充分成立するじゃない
イナカでも放送してる30分ドラマって、それこそ仮面ライダーかウルトラマンぐらいじゃない?
上述の「シリコンバレー」とか「僕だけがいない街」なんかは30分でもかなりおなかいっぱい感のあるドラマなわけで、もっとそういうボリュームの番組があると、もうちょっとぼくもテレビみるかもしれないなあと。
いってるうちにNHK版「ゲゲゲの女房」が Amazon プライムで配信されてきた。これ、以前に Hulu で配信されてたときに全話みたんだけど (ちなみに Hulu は最近解約して Netflix に乗り換えたばかりである)、またみはじめちゃって、これにいたっては1話15分なので、あーとまらないーてなってる。
きっと、ただ時間が短いってだけじゃなくて、続けてみられるってのもいいんでしょうな。
今後増えるであろうネット配信オリジナルのドラマは、「僕だけがいない街」みたいに1話が短くて重厚なヤツが増えるといいなあ、と思うのであった。でないと、アニメばっかみるオッサンになってしまうじゃないか
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